色々な薬と瓶

アフターピルは知らない人も多いですが、避妊が失敗したときや性被害などに遭ったときに服用する薬のことです。
性行為のあとに服用するピルのため、アフターピルという名前になっています。
性行為を行ってから通常24時間、もしくは48時間以内に服用をすれば避妊することが出来るといわれています。
この時間についてはその商品によって変わります。
特にコンドームなどで避妊をきちんとしていても、途中で破れてしまったり外れたりすることはよくあることです。
そのため、そういったときにはそのまま放置せずにきちんとアフターピルで確実に避妊するようにしましょう。
ちなみにアフターピルには産婦人科などの病院で処方してもらう場合と、インターネットサイトで購入するパターンがあります。

病院でのアフターピルの値段

病院でアフターピルを処方してもらう場合は、産婦人科で診察を受けた後に購入することができます。
ただし、すべての産婦人科で取り扱っているというわけでなく、取り扱っていない病院もあるので事前に調べてから病院に行くようにしましょう。
ネット通販でも購入自体は可能ですが、やはり薬の安全性などを考えると病院で処方してもらうのが断然おすすめです。
しっかり診察を受けた上で処方してもらうことで体に合ったアフターピルを処方してもらえます。

例えば、性行為をしたのはいつなのかなどの問診票を書く必要があります。
産婦人科にほとんど行ったことのない人だとなかなかそういったことを書いたり話をするのには抵抗があるかもしれませんが、これも自分の体のためなのでしっかりと伝えましょう。
避妊をするための薬のため、やはり体には負担が大きいのです。

アフターピルの値段ですが、これは保険適応外のため自由診察となり、全額自己負担となります。
そのため、どうしても値段は高くなってしまいます。
なぜ保険適応外なのかというと、基本的に保険が適応されるのは病気の場合で、アフターピルの処方は病気を治すためのものではないためです。
これについてはどこの病院でも共通しています。

薬の値段としては、診察の料金と合わせて5000円~20000円ぐらいが一般的です。
なぜ値段に差が出ているのかというと、自由診療のため、病院側が自由に金額を設定できるというのがその理由です。
もちろんそれぞれの産婦人科で取り扱っているアフターピルの種類は異なりますが、同じ薬でも違う値段が設定されている場合も多いです。
一般的に多い価格帯としては、1万円前後が多いです。

ちなみにアフターピルには大きく2種類あり、ノルレボとプラノバールというものがあります。
ノルレボは後から頭が痛くなるなどはあまりないですがプラノバールに比べると値段が高めです。
だいたいノルレボが1万5000円~2万円、プラノバールが1万円前後が多いです。

ノルレボはあすか製薬という製薬会社が販売している薬で、日本で初めての日本製のアフターピルです。
ノルレボはアフターピルの中でもとても安全性が高いといわれており、世界保健機構でも緊急避妊において有効性も高く、必須の薬と位置づけされています。
ノルレボは主に排卵を抑制することで受精を防ぐことができ、子宮内膜の増殖を防ぐことで、受精してしまった場合にも定着しにくくする働きの2つがあります。
この2つの働きがあることで確実に避妊をすることが可能です。
これらの働きを現すのは服用してから2時間~3時間後となっています。
血中濃度が高くなったときに働きを現します。

ただし、ノルレボを服用したからといって100%避妊が成功するというわけではありません。
だいたい80~90%の成功率と言われています。
早く服用すればするほど成功率が高まるので、不安を感じたらすぐに服用をすると良いでしょう。

続いてプラノバールはホルモンを補充する薬として、アフターピル以外にもいろいろな目的で使われています。
黄体ホルモンと卵胞ホルモンの2種類のホルモンを補充してくれ、ホルモンバランスをしっかり整えてくれます。
これらのホルモンを補充することにより、体や脳が妊娠しているという風に勘違いをして、次の排卵を抑制するため避妊にも力を発揮します。

ちなみにプラノバールはピルの中でも中用量ピルに分類され、低用量ピルに比べると体への負担が大きいと言われています。
低用量ピルは長期間習慣として飲み続けても問題ありませんが、中用量ピルは体に負担があるので長期間の服用はおすすめできません。
緊急用の薬として服用するのはもちろん問題ないのですが、それでも多少は頭痛やだるさなどを感じることがあります。
また、ノルレボに比べると避妊の成功率も少し低いです。