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近年では低年齢の出産数が増えている

日本は少子高齢化と言われています。
これは女性の社会進出が積極的になったことによるものや、日本の経済自体が不景気になって結婚になかなか踏み切れないことによる晩婚化や複数の子供を育てる事に不安を覚えるため、一人っ子の世帯が増えてきていることによるものです。
しかし、一方で、低年齢の出産も増加してきています。
もちろん若い年代で出産をするというのは喜ばしい事ですが、ここで言うのは20代での出産ではありません。
近年増えてきている低年齢出産というのは、20代とかではなく、高校生、果ては中学生が妊娠して出産するというケースが増えてきているのです。

中学生など、成長期途中の子供が妊娠するという事はその時に性行為をおこなっているという事になりますが、日本の性教育は先進国でありながら世界的にもとても遅れていて、更にお粗末なものです。
性教育が具体的に行われるのは中学生くらいですが、授業など学校で扱われるのは一回だけです。
この一回だけで、性行為に対する認識がきちんと植え付けられるとはとても思えません。

しかし、中学生という時期は性的なことにとても興味津々な時期ですし、大人になりたがる時期でもあります。
興味ばかりが先行してしまって、性行為に対する認識がおろそかになり、避妊をきちんしないままに性行為をすることによって中学生で妊娠してしまうのです。
もちろん避妊をきちんとしていないわけですし、中学生で子供が欲しいと考える女性はほぼ居ません。
そもそも、身体が完全に成熟していない状態での出産はリスクが大きすぎます。
避妊をしていない状態で出来た子供ですから、きちんと育てることが出来る保証はどこにもありませんし、経済面でも二人だけで子供を育てる事は不可能です。
それ以上に大変なのが母体への負担です。

母体として成長しきっていないため、ホルモンバランスが乱れた状態です。
ホルモンバランスが乱れた状態では胎児が正常に成長することが難しく、若年で妊娠すると死産する可能性がとても高いです。
もちろん子宮も十分育っていないわけですから、出産するににしても子宮や母体への負担が普通の妊婦よりも大きいです。

恋愛の低年齢化になっている理由

また、避妊など性教育のお粗末さもさることながら、低年齢での出産が増えている最大の原因は小学生や中学生などの恋愛事情の大きな変化です。
一昔前では中学生でも付き合っているという男女はごく一部で、小学生に至っては異性に興味は多少あれど、付き合うというところまでには至らないケースがほとんどでした。
しかし最近の小学生の、特に女子小学生の間では付き合うという事が一つのブームとなっています。
とはいっても、この付き合うというのはファッション的なもので、一緒に学校に帰ったりなど微笑ましい場合がほとんどですが、ごく一部は少し様相が変わってきています。

男女交際の先にあるのは性行為、そして生命の誕生であることは抗えない事実です。
ファッション的なもので収まれば良いのですが、何がきっかけで進んではいけない一線を越えるか分からないのです。
こういった低年齢で性行為をおこなう子供たちというのは夜遊びをするいわゆる不良の少年少女というのが世間一般的ですが、彼らの場合は親に反抗するというSOSを発信しているので危険は十分予測できます、逆に家庭ではごく普通の、どちらかといえば良い子と言われる少年少女たちの方が危険です。

彼らは親に対して自分の不平不満を言えないまま、我慢しています。
更に近年は共働きの家庭が増えて親子の会話が少なくなる傾向にあります。
恋愛にはまり、一線を越えてしまうのはこういった寂しい気持ちを抱えている子供たちなのです。

特に最近はインターネットの普及によって親の見えない所でも誰かと繋がれるという事も恋愛事情が大きく変化した背景にあります。
出産の低年齢化は子供側に原因を探るよりも家庭環境を構築している親側の視点でもよく考える必要があるのです。